「1週間経った今も、夢の中にいるみたいでフワフワしているんです。」
フォトウエディングから1週間後、新郎さまから届いたメッセージ。
これまで私たちはずっと、ココスタイルウエディングがフォトウエディングに関わる価値ってなんだろうと考えてきました。私たちのなかに、「結婚式はその方自身の生きざまを伝えていくもの」だという考えがありました。果たして、フォトウエディングではそれが叶うのだろうか、写真に残すだけだとそこまでのことはできないんじゃないだろうか、と思っていたのです。けれど、その考えは少し違っていました。
先日、ココスタイルウエディングがプロデュースをお受けしているアンワインドホテル&バー小樽にてフォトウエディングを行いました。
コロナの影響もあり、結婚式が日延べになったおふたり。けれど、「いま、このときを”ふたりらしく”証に残しておきたい」というお気持ちからフォトウエディングを行うことになりました。おふたりの想いを深くふかーく聞いていくと、いろいろと見えてきたものがあったのです。
・コロナがあり結婚式は日延べになったが、結婚1年生の私たちの今このときを想い出に残しておきたい。
・新郎さまは毎月記念日にバラを贈られている。
・新郎さまはプロポーズのときに「これからもRIMOWAのスーツケースを持って旅をしようね」とスーツケースにに新婦さまの大好きなお菓子を詰め込んで贈ってくれた。
最初に出てきた希望をさらに深掘りしていくと、撮影当日はおふたりの記念日なので、新郎さまからサプライズでバラの花束を贈ろうというアイディアが飛び出しました。
そして、1年目のふたりだけでなく、2年目、3年目も残していきたい、という想いがあることに気づいた私たちは、結婚式後も家族や暮らしの撮影をされているRocographyさんにお願いするのが良いのではないかと考えました。そうして作り上げた時間は、写真撮影というより、結婚式の空気に近かったのではないかと思います。
(お父様や新郎さまがちょっぴり緊張されているように見えるのも結婚式そのもの)
(単なる写真撮影ではないことが伝わってきませんか? おふたりの「嬉しい!幸せ!」がぎゅーーっと詰まっていて、このお顔を見ているとこちらも幸せな気持ちになります。)
そして、私たちは気づいたのです。フォトウエディングはいつも私たちが携わっている「結婚式」となんら変わらないねということに。
おふたりの想いを深く聞き込み、なぜそう思われたのか、なぜそう感じられたのかをカタチにしていくこと、おふたりの見えない想いを引き出し、想像以上の時間と空間にしていくこと、フォトウエディングの日がこれからのおふたりの人生に寄り添う日になること……。
「結婚式」と「フォトウエディング」の間には明確な線引きはなくて、おふたりが「結婚をする」ということに向き合う日であることは同じなんだと感じました。
アンワインドホテル&バー小樽のレストランにて。実際にこちらではウエディングパーティーを行っているので結婚式当日のような雰囲気でお写真に残すことができました。
アンワインドホテルの向いにある小樽芸術村のステンドグラス美術館にて。実際にイギリスの教会で使用されていたというステンドグラスの光がおふたりを優しく包み込みます。
こちらも実際に結婚式での使用が可能なため、とっても厳かで幻想的な雰囲気の写真が残せます。
撮影を終える頃には、カメラマンも、フローリストさんも、ヘアメイクさんも……みんなおふたりのことが大好きになっていました。おふたりの想いに寄り添うプロフェッショナルをお選びし、ご提案していく。そして、準備期間から当日までの時間の中で、おふたりの想いを共有し育てる空気をつくる、というココスタイルウエディングの結婚式への向き合い方が表れた証でした。
ほんとうに、楽しくて、いつまでも色褪せない、大切な大切な1日になりましたね。
結婚式も、フォトウエディングも、おふたりの想いに寄り添いながら向き合っていきたいと考えています。
Produced by Coco style WEDDING
Place Unwind HOTEL&BAR OTARU
Photo Rocography
Flower 村上仁美(花 人)
Hair & Make 平山甘奈
Dress Duetta
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