• Case 04自宅の庭で一から耕す手作りウェディング
家族がそばにいてくれる安心感
土を耕し、芝を植えるところからスタート
懐かしくも新しい、自宅の庭でのウェディング
自宅の庭で一から耕す手作りウェディング
「叶うならば、私が生まれ育った家で結婚式をあげてみたい」

「自宅で結婚式をしたいのですが、できますか?」と、
グーグルマップ付きでお問い合わせをくださった東京在住のおふたり。

事情を聞いてみると、新婦の祖母に結婚式を見届けてほしい思いがあり
北海道の実家での式を希望とのことでした。

数年前に家業でもあった酪農業を引退され
この土地に移り住んだというご両親のご自宅は、
札幌から車で片道3時間以上もかかる場所でした。

これはまず行って現地調査をせねば!と実際にお伺いしたところ、
ご両親はリラックスして住まわれている様子。

のどかで広大な山の奥にある、
広々としたお庭の良さを生かした結婚式作りはここからスタートしました。

 

家の庭での結婚式は前例もなく、

ここまで設備が一から必要な大規模な式は初めてだなと内心ドキドキしていました。

しかし「本当にできますか?」と不安げな新郎新婦に

ハッキリと「できます!」と言い放ち、まずは環境整備を行うことにしました。

 

北海道外からいらっしゃるゲストが多いことを踏まえて、一番最初に庭の整地と芝を植えることを提案しました。

おそらくゲストは、自宅での結婚式は初めて。

楽しみにして来てくださるのに、足元が悪くて「なんだか居心地が悪かったな」と

思われてしまうのはふたりも不本意なはずです。

装飾やお料理はもちろん大切ですが、まずは歩きやすくきれいな空間をご両親で作っていただくことにしました。

そして私は屋外用電源や水道、お手洗いなどの確認、バスの手配など、ひとつひとつクリアしていきました。

 

遠方に住んでいたおふたりとは基本は遠隔で準備を進めて、

時にはご両親と私だけで打合せをしたこともあります。

 

「お腹いっぱい美味しい料理を食べて、ゲストには楽しく帰って欲しい!」

という新郎のこだわりを実現させるべく、庭の一角には仮設のテントキッチンを設置し、

当日はケータリングシェフを手配。

打ち合わせの時、初めて会ったお父様の第一声が

「結婚式では旨いシュラスコが食べたい」だったので

炭焼きコンロを設置し、地元のブランド牛を使ったシュラスコも提供することにしました。

 

「とにかくストレスフリーでいてもらいたい」と考えたふたりは

極力豪華な演出は盛り込まず、多くの時間を歓談タイムとしました。

地元の名産のすいか割りなど、アットホームな式のムードに似合う

子どもも大人も楽しめるコンテンツを多く取り入れました。

ウエディングケーキは、新婦の思い出の味だったおばあさまのお手製のアップルパイ。

「祖母に見てもらいたい」という思いからスタートした結婚式は

ご家族全員の手作りによる1日になりました。

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