• Case 08人生を繋ぐ思い出の振袖とオーダーメイドドレス
もう一度母の大切な振袖を着る自分を好きになれるように。
結婚式のためのドレスではなく、自分のためのドレスにできるように。
アンワインドホテル&バー小樽での結婚式は、おふたりとココスタイルが共にたくさんの答え合わせをして生まれた特別な1日となりました。
人生を繋ぐ思い出の振袖とオーダーメイドドレス
「結婚式ってなんでするんですか?」
結婚式の相談にいらしたおふたりから、最初に紡がれたこの言葉。

おふたりが結婚式の本質と向き合い続けてたどり着いたのは、
“結婚式を通して人生を振り返り、お互いの家族に結婚式という共通の思い出を残したい。夢を応援してくれた人たちが集まる日にありがとうを伝えたい”
という答えでした。

ふとした瞬間に人は、「苦い記憶」を思い出すことがあります。
このおふたりも例に漏れず、葛藤の気持ちを抱えていました。
それは、新婦の、二十歳の振袖姿の私が「好きじゃない」という思い出です。

 

振袖を着せてくれた親心と、大人になった自分と、両方を丸ごと愛して第二の人生を歩みたい。

 

結婚式はその絶好のチャンスかもしれない、と私たちは考えました。

ここまで育ててくれた両親へ感謝を伝えたい。結婚式を行うことが「親離れ・子離れ」のきっかけのひとつになる 。
ご両親に思いを巡らせる中で、成人時にお母様の振袖を着たときの苦い記憶が蘇ったそうです。

 

「せっかく母の思い出の振袖を着たのに、あの時の自分は好きじゃない」

 

いまの私がもう一度振袖を着ることで、母に感謝を伝え、喜んでほしい。 結婚式だからこそ大きな意味がある。過去の想いを受け入れて「好きな自分」で前を向いていけるきっかけになる。

 

当日は、大切な振袖に合う帯や小物、白無垢を京都の右左喜weddingさんにお見立ていただき、お母様と一緒に入場。
感謝の気持ちを伝えることができました。

「結婚式にドレスが必要だから選びましょう」というのはしっくりこない。
自分を着飾って人前に出ることに抵抗がある。
結婚式のために繕うことに違和感がある。
このような言葉からはじまったドレス選び。

 

人生を振り返りながら、結婚式に至るプロセスの意味を見出し創り上げていったおふたりは、完全オーダーメイドという答えに辿り着きます。

 

鎌倉でのご友人とのパーティーと、小樽でのご家族との結婚式にて、2回この特別な1着を纏われました。
大切な人たちと過ごすかけがえのない時間のために作り上げたドレスは、おふたりの結婚式への想いがたくさん込められています。

鎌倉での結婚式

鎌倉での結婚式(Place:古我邸、Planner:Asada kayoko)

小樽での結婚式

小樽での結婚式(Place:アンワインドホテル&バー小樽)

「“結婚式である必要はあるのか”というところから一緒に考えていただき、毎回真摯に向き合ってくださったことで、前に進むことができました。諦めずにやって本当によかった。ココスタイルさんにお願いしてなかったら、結婚式を諦めていたと思います」
と、心あたたまる言葉をいただきました。

 

過去の思い出もいまも、すべてを受け入れてこれからの未来へ大切に繋いでいくプロセスを、おふたりは結婚式を通して形にしていきました。
おふたりが結婚式と向き合い続け、人生を振り返る特別な時間を一緒に過ごせたことに、心から感謝をお伝えしたいです。

photographer : itowaphotograph
Movie : Shimizu Takanobu
Kimono :右左喜wedding
Dress : preparage
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