JOURNAL / 2023.04.15
結婚式の空気感をつくる「音楽のちから」

 

結婚式音楽の現状

突然ですが、結婚式に絶対不可欠な「音楽選び」、みなさまはどういう基準で選んでいますか?

結婚式関連の情報誌にもスピーチや言葉を届けるシーンでは「無音」や「オルゴール」がいいですよと書いていたり、入場曲おすすめベスト30とか、そういった情報がたくさん載っています。
どちらかというと結婚式の打ち合わせの最後のほうで決める項目の1つがこの「音楽選び」であることから、焦って決めてしまう新郎新婦もしばしば。

でも、ちょっと待って。曲選びってめっちゃ重要なんですよ!ということを 音楽大好きな、ライブも大好きな柴田が今日はお話させていただきますね。(暑苦しかったらすみません(笑))

音楽って何のためにあるの?

結婚式では、欠かせない音楽の存在。
私たちは、ふたりにやっぱり隅々までこだわってほしいと思っているので、できるだけ早めに「宿題」として必要なシーンと曲数をお伝えするようにしています。

勿論、人により音楽に対する興味や知識は様々で、自分で全部選びたい!という方や、お任せでお願いしたいとこちらで選ばせていただくこともありますが、だからといって必ずしも情報誌に書いてあるような”流行りの曲”や”定番曲”を選んでいただかなくてもいいと思っています。

信じられないかもしれませんが、会場によっては「この中から選んでね」というリストすら存在するほどです(結婚式のおすすめ曲集みたいな)

ふたりらしくない選曲、とくに縁のない音楽を選ぶことに、個人的には味気なさや違和感を感じます。

私は結婚式の音楽=その場の人の気持ちに繋がっている、リンクするものだと思っています。

例えば、結婚式のことは一旦置いておき、日常の中で音楽に触れる瞬間は様々な場面でありますよね。
同じ音楽でも、その時の自分の気持ち次第で、感じ取り方が変わってくることってありませんか?
歳を重ねるごとに、好きな音楽が変わってくること、あの時聞いたあの曲が急に愛おしく思えてくることも。
時には思わず心の琴線に触れ、感情があふれだすこともあるかもしれません。
音楽だけじゃなく、光や天気、においもその1つの要素ですよね。(いわゆる五感というやつですね)

私は音楽を、心の代弁者だとも思っています。言葉だけでは伝えられない力。
その瞬間を一緒に過ごす人にどんな気持ちになってほしいのか。
自分はどんな気持ちになっているのか。
音楽を通し想像してみることで、結婚式における感情の変化が少し見えてきます。

 

どんな気持ちになってほしいか。今どんな気持ちなのか。感情曲線を描いていく存在

ココスタイルの結婚式では、スピーチの際も音楽をかけることがほとんどです。
また、お手紙の時に使う音楽にあえてオルゴールを推奨することもありません。

ふたりに、このシーンの意味、在り方、そこに宿る想いをしっかり考えて選んでみてほしいからです。

誰に、どんな思いを届けたいのか。そして相手にどんなことを思い出してほしいのか。
それにより音楽の選択の仕方も変わると思っています。

例えば手紙読みのシーンでは 幼いころに両親と過ごす中でよく流れていた思い出の曲を選んでみる。あの頃の親子の関係に重なるような曲を選んでみる。

もちろんメインは、届けるあなた自身の言葉ですが、バックに流れるBGMも一緒に受け取る相手の心に届いています。

大切な人の声と共にふと聞こえてくる音楽に、思わず涙がこみあげてくることもあるかもしれません。

以前、私が友人のプロポーズのお手伝いをしたときに、その友人らしい曲を選んでサプライズで流したことがありました。
その曲に乗せて見た景色が忘れられなかったと、1年後の結婚式の日、一番大切なエンドロールにその曲を使ってくれました。
大切なシーンにあった音楽は、未来に残る宝物にもなるんだと思います。

だから私たちは、音楽ひとつひとつも「ふたりがこのシーンでどんな思いを届けたいのか、何を大切にしたいのか」を大事にしてていねいに向き合ってほしいと思っています。

流行りの曲でも、定番の曲でも、好きな曲でも、そこにある”想い”の本質を深掘っていくことで、もしかすると別のベストな選択肢が見えてくるかもしれません。

 

一体感を創るために、CDをかけるだけではなく様々な手段も

また、音楽には感情を動かす以外にも、場を巻き込む、一体感を作る効果があると思います。

その場にいる全員で共有できるものだからです。

生演奏も一つの手段です。
たとえば、小さなレストランを貸し切ってのウエディングやガーデンウエディングを行うことには、堅苦しくない、かしこまらない、みんなにリラックスして過ごしてほしいなどの新郎新婦の想いがあるかもしれません。

そんな時は、アコースティックギターやハーモニカを使った軽やかな雰囲気の生演奏をご提案することもあります。

華やかな演出やコンテンツは少ない、歓談メインの結婚式も、生演奏自体がひとつの演出になり、五感で楽しんでいただけることも魅力。
先日の結婚式で行った、演奏部隊を先頭にゲストを引き連れてみんなでガーデンに出ていくシーンは、ワクワクした気持ちが5倍増しでとっても最高でした。

演奏に乗せてその場にいるゲストの胸の鼓動を五感で感じられます。
ライブと同じようにその場の一体感を生み、感動を共に味わうことは、結婚式における重要な要素だと考えます。

生の音楽の力はやっぱりすごいんです。

 

◆音楽を考えるココスタイル流ポイント◆

ここでこっそり……音楽セレクトに迷ったときのポイントをお伝えします!

・一緒に歩く人、スピーチをしてもらう人との思い出の曲はありますか?
つい感情爆発しちゃう曲を選びましょう。

・曲を流すそのシーンは「しんみり」なのか「あったかい」なのか「楽しい」なのか
どんなムードにしたいですか?その感情に似合う曲を選びましょう。

・曲のテンポにも注目してみましょう。躍動感のあるシーンならアップテンポの曲で、ゆっくり味わってもらいたいシーンならローテンポがおすすめです。

・映画のサントラはとっても使いやすいです。映画のワンシーンの主人公が、自分の思いを力強く訴えるシーンならば、もしかしたらその曲は決意表明をする新郎新婦謝辞に合うかもしれません。

・楽器編成の種類を合わせたほうが結婚式全体のまとまりがよいです。たとえば生バンドの曲(ドラムとギター)の曲がかかっているのに、いきなりカラオケ音源がかかると拍子抜けしてしまうかもしれません。

・手拍子しやすい曲や、思わず歌いたくなっちゃう曲など、ゲストがそれをきいてどんな行動をしてほしいかも想像してみると楽しい曲選びになりますよ。(リクエストがあれば、そういう雰囲気になるように当日仕上げます!)

・パーティー中の演出の「導入曲」を用意してみましょう。たとえば、ゲームのときに再生する曲だけじゃなく、これからゲームが始まるぞ!という曲を用意するのです。しっかり曲で「雰囲気づくり」をしてから、司会コメントで「さてみなさま、お楽しみのところだと思いますがこれからゲームをはじめますよ」と、そのシーンに突入すると、会場は一気に盛り上がります。

と、ほかにもまだまだたくさんコツはあるのですが、結婚式をもっと意味深くするためのちょっとしたポイントを書いてみました。参考になればうれしいです。

 

一生の大切な思い出に

「小さい頃から好きだった’’となりのトトロ’’をかけて、従妹と中座をしたら、なぜか涙がとまらなくて、いまでは涙を誘う曲になってしまいました~(笑)今後もこの曲をきくたびに、この日のことを思い出すと思います。」

「来てくれた親族みんなに、この日のことをいつまでも覚えていてほしいので、写真やビデオができたタイミングで、当日使用したBGM集を創って送ろうと思っています。目でも、耳でも、ずーっと振り返れる暑苦しい思い出セットです(笑)」

結婚式を終えた新郎新婦様から実際にいただいたその言葉が物語るもの。

大切な瞬間をより意味深くするために、ひとつずつ丁寧に選んだ音楽がこんな風に変化していくんですね。

その音楽を聴くことで、結婚式の日の大切な景色を思い出せて、心がじんわりあったかくなる。
あの日の大切な気持ちに立ち戻るための、宝物が増えていくような。

私たちが「音楽選び」にここまでこだわる理由が、伝わっていると嬉しいです。

ちなみに余談ですが、その音楽を再生する「スピーカー」選びにまでこだわっているココスタイルなんですが(代表荒井の旦那さんが、音響のエンジニアなんですよね)、そのこだわりについては長くなるので興味のある方に打ち合わせでお伝えしますね(いますかね?(笑))

その時、どんな空気感をつくりたいのか。ゲストに味わってほしいのか。
ふたりが本当に届けたい想いを形にしていくためにぜひ音楽の力に頼ってみてください!

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