大きな窓を開け放ったり、空気の入れ替えをひんぱんにするなど、感染を防ぐためには換気が重要なポイントになります。
では、換気の心配をしなくてもよい会場といえば?
そう、野外です!
大自然を堪能しながらの解放感あふれる一日。
ココスタイルウエディングでは、これまでにたくさんの野外ウエディングを手掛けてきました。新しい生活様式にふさわしいスタイルとして、私たちが培ってきたノウハウをぜひ活用してくださいね。
高校1年生の時に同じクラスだったおふたり。入学式の次の日、あずささんに一目惚れした亮太さんでしたが、お付き合いには至らず、3年かけていい友人関係を築いていきました。
「ずっと当時から彼女のことを可愛いなあと思っていたんですが、逆に意識してしまいなかなか声をかけにくくて。きっと僕は相手にされないんだろうなと思っていました(笑)」
その後、亮太さんは地元を離れた大学に行き、成人式の年のタイミングであずささんと久しぶりに再会。
大学2年生から3年に上がる時の春休みにあずささんと遊びに出かけた亮太さんは、そこからお付き合いを始めました。
お付き合いしていた当初から、居心地の良さを感じていたおふたり。
「この人と結婚するんだろうなあと最初から感じていました。」
就職は地元の帯広に帰りたいと思っていた亮太さんは、社会人になってからはより一緒の時間が増えて嬉しかったといいます。
そして、順調に交際を重ねていったおふたりですが、プロポーズの時にはこんなトラブルも。
「彼女の25歳の誕生日に、横浜とディズニーランド旅行にいって正式なプロポーズをしようとしたんですが……、ドキドキしてしまい何も言えなかったんです(笑)」
それでも、元々亮太さんの誕生日の時にあずささんから逆プロポーズをされていたこともあり、改めて北海道に帰ってきてからプロポーズをしました。
付き合ってからちょうど5年の記念日に入籍。結婚式を考え始めます。
元々結婚式はやりたいという共通の意識を持っていましたが、多くの結婚式の参列を経験していたことから「流れが読めてしまう、王道のよくある結婚式は物足りないな……」と感じていたそうです。
そこで、十勝ヒルズのインスタアカウントを発見し、早速会場に見学に行きます。
「僕たちが求めていた、理想の自由な結婚式に近いと思いました。」
十勝ヒルズのパンフレットにココスタイルウエディングが載っていたのを見て、すぐに連絡を取りました。しかし、ここである壁に当たってしまいます。
ご両親の考え方は、両家とも「結婚式はやってもやらなくてもいいよ」という考え。結婚式にかかる代金が思っていたよりもかかることを知り「新婚旅行にお金をかけた方がいいのでは」と心配されてしまいました。
「それでも、結婚式をしたい。お金を出してもらわない代わりに、好きなようにさせてほしい」と身の丈にあった範囲で結婚式準備をすることに。
「しかし荒井さんには、ご両親が納得していない状態で結婚式をするのは避けた方が良いのでは、と助言をいただきました。まずはしっかり話し合う必要があると感じました」と亮太さん。
理想を形にするには予算も必要。
「そこまでして結婚式をやる必要は本当にあるの?」と両家に問われ、ふたりは一瞬諦めかけました。
ココスタイルはそこで終わりにはしません。
「式の演出は、半分は野外、半分は屋内にするとコストダウンが測れると教えてもらいました。食事もブッフェスタイルにしたらコスパが高くなると教えてもらいました。」
お金をかければ良い訳ではない結婚式。無理せず、固くならないようにするには?みんなで楽しめる結婚パーティにするべく、ここから奮闘の日々が始まります。
ふたりの中のココスタイルウエディングがつくる結婚式のイメージは、個性的でお洒落。打ち合わせ2回目の時に、テーマを決めましょう!となった時、ふたりは悩みました。
「私たちはお互いに趣味もばらばら。オリジナルウエディングを挙げる人のイメージはパワフルで芯がある人たち……。こんなふたりでも大丈夫?」
しかし、誰かの結婚式を参考にするのではなく、あくまでも自分たちの「オリジナル」であることが重要。
自分が大事にしていることをまずはひたすら書き出すことからスタートです。
そこで初めて気づいたのは、ふたりは日々の暮らしを大事にしているということ。
「ふたりで毎日ご飯を食べ、お酒を楽しんだりする日常が、何よりも幸せなのだと気づきました。」
それならば、非日常と日常の境目をあえて付けることのない、日常をテーマにした結婚式が良いのではないかとインスピレーションが湧いた荒井。テーマを「be ordinary」と名付け、細部まで自分たちのこだわりが感じられる結婚式を作っていくことに決めました。
リングピローはインテリアに馴染むデザインのものが好みということで、アクセサリー置きをは富良野で見つけた「ふらの硝子」にしました。
「今後も長くつかえるもの」で揃えたい思いで、お金をかけてモノ選びにこだわりました。ピアスも大振りのものではなく、普段のお洋服にも合いそうなものをと思い、同じくガラス製をチョイス。
サングラスをかけてお揃いのスニーカーで登場してみたりと、自然体な結婚式になりました。
自分たちらしいテーマが決まって、最初は招待状づくりからこだわりました。
「最近流行りのWEBの招待状も気になるけれど、それだと温かみが伝わらないかもしれない……。」
そう考えたあずささんは、イラストが得意なお母様にお願いし、大好きな絵本「ぐりとぐら」のストーリーの中にある「カステラをつくる様子」の空気感をテーマにデザインを考えてもらいました。
それに加え、自分たちの自由な結婚式のスタイルに家族の理解を得るためには、ドレスコードや、注意事項を分かりやすく予め伝えようと感じたおふたり。
招待状にはQRコードを用意し、コードを読み取りサイトに飛んでみると、分かりやすく詳細ページに入るような仕組みを考案しました。
慣れない野外ウエディング。どんなお洋服を着たら良いのかなど、ゲストはきっと不安もたくさん。結婚式の雰囲気と内容を事前に伝えておくことで、参列する方々に安心感を持ってもらうことが可能に。
「招待状はデザインも内容も細かく作ったので、時間がかかってしまいました。途中で招待状が結婚式に間に合わない夢を見たりとか(笑)」
ただ人と違うだけではなく、夫婦ふたりの想いがちゃんと伝わるかどうかを意識したことが招待状作りのポイントです。
準備を終え、念願の当日を迎えました。それでも実は、当日までお父様の様子が気になっていたというあずささん。
「寡黙な父は感情を表に出すタイプではなく、本当にこの結婚式に納得をしてくれているか微妙でした。このまま式を迎えてよいのか悩みました。」
しかし、百聞は一見にしかず。式の当日、普段は滅多に泣かないお父様の涙を初めてみたそうです。
一番のこだわりの演出は対面式。
両家の家族だけでの演出、両親に書いた原稿用紙6枚分ほどの手紙。
膝から崩れ落ちるくらいのあずささんのお父様の涙に、驚きとともにふたりは安心。
おふたりのご希望は、トータルでゲスト全員が楽しめる式。
ジャマイカ出身の方の司会に合わせ、踊ってみたりと笑いの絶えない1日に。
準備の段階から既に楽しかったからです!と、亮太さん。
「打ち合わせの度に、悩みが一つずつ解消されては増え、考えることは盛りだくさん。それでも、荒井さんや前原さんとの打ち合わせ自体が凄く楽しくて。」
帰ったらやることリストを亮太さんと作り、一つずつの過程を楽しんでいきました。
当日だけではなく、そこに向かうまでのふたりの時間を大切に、自分たちと向き合ってくれるのがココスタイルウエディングの魅力だといいます。
他とは違う結婚式がしたいと既に思っている方にもオススメですが、漠然と、みんなと同じは嫌だけど自分たちの個性がわからない……という私のようなぼんやりとしたビジョンでも、ココスタイルウエディングさんは“らしさ”を引き出してくれます!!自分の心の引出しを全部開けられます(笑)そのおかげで、夫婦としての個性に気づくことも。
だからちょっとでも迷っている方は一度、ココスタイルウエディングさんに会ってほしいなと思います。
ただ、やりましょう!の押し売りではなく、なんの為に結婚式をするのかを親身に考えてくれます。
そしてそれぞれの夫婦に合った最強のメンバーを集めてくれます。全ての事に全力で、一切妥協をしないプロ集団は最高にかっこいいです。
一生懸命、打ち合わせと準備をしたら、当日は最強スタッフにおまかせ。
あとは自分自身が誰よりも楽しむ!のが一番だと思います!
ただ、楽しすぎて結婚式後はものすごいロスになるので、その心の準備も忘れずに(笑)