「5年後10年後、どんな夫婦でありたいですか?」と問いかけると、おふたりは「このままがいいよね。今の小さい幸せとか、この心地よい毎日が続いていてほしいと思います。」と答えてくれました。
バドミントンがきっかけで出会ったというおふたり。
ネット越しの距離があってもシャトルから相手の気持ちが伝わってくるように、ラリーを通してお互いの心地よいリズムを作りながら、心を通わせる時間を大切にしたい。今の小さな幸せがずっと続くように、お互いの軸や価値観を育て大切にしながら自分たちらしい歩幅で、ゆっくり生きていきたい。
結婚式だからこそ、なかなか口にできない素直な想いを言葉で“交わす”ことを大事にしたい。 そんな気持ちを込め、おふたりの結婚式は《Shuttle》と名付けました。
コンセプトである《Shuttle》に合わせて、当日はお互いへの気持ちを手紙にしたためていただき、想いを交わし合うことからはじまりました。
「実はプロポーズはしたけれど理想通りのプロポーズにはならなかったんです」
おふたりのこれまでをヒアリングさせていただいた際に、ポロッと口にされた佑二さんの言葉から、リベンジプロポーズをすることに。
佑二さんはこっそり、“理沙子さんに伝えたいありがとうの色”をイメージした花束を準備しました。
花束を持って立つ姿に、驚きと嬉しさを隠しきれずに涙した理沙子さん。
おふたりのお互いを想う気持ちが、今まで以上にグッと深まった瞬間に感じました。
挙式・アフターセレモニーは支笏湖の自然の中で“結婚”を味わい、レストランではお食事を中心にゲストと近い距離感で会話を楽しめるパーティーに。
お開き後、ご家族はそのまま翠明閣へご宿泊いただき、幸せな余韻を感じながら癒しの時間をお過ごしいただきました。
たくさんのおめでとうを受け取り、ありがとうを伝えあった時間は、近しいご親族だけの空間だからこそ、ゆるやかで優しい空気に包まれた結婚式になりました。
見えない想いや、小さなこだわりを散りばめたウエディング。
「ふたりの歩幅でそれぞれの人生を一緒に歩く」という決意と、「みんながいて今の私たちがある」という感謝の気持ちは、ご家族のみなさんの心にしっかりと届いたに違いないと思います。
「結婚式ってこんなにも温かくて、人と人を繋げることが出来るんだと感じることができました。本当に結婚式を挙げてよかったです。」
「うまく言葉にできないこだわりを汲み取り、自分たちも気づいていない内側の気持ちを引き出してくださってありがとうございました。」
人との縁を大事に紡ぎ、こうして言葉でありがとうをまっすぐ伝えてくださるおふたりだからこそ、あのあたたかな時間が生まれたのだと感じます。
迷い戸惑いながらも、何に対してもまっすぐ向き合う芯を持ったおふたりと一緒に走らせていただき、“人とのご縁を大事に紡ぐこと”の大切さを改めて学ばせていただきました。
人生を生きる上で大事にしたいことを教えてくれたおふたり、あたたかい眼差しで見守りご協力くださった素敵なご家族のみなさま、ふたりらしさを表現するため全力を尽くしてくださったクリエイターチーム、そしてふたりの家族かのように愛情をもって結婚式を一緒に創り上げてくださった翠明閣のみなさま。全てに感謝の気持ちでいっぱいです。
おふたりの人生が、これからもゆるく小さな幸せで溢れた日々になりますように。陰ながら、ずっとずっと応援しています。
想いを交わすことを大切にしながら、手を取り合って歩んでいってくださいね^^