今回会場に選ばれた拓真館と、お料理をご担当くださったレストランSSAW、どちらも結婚式を行うのはほぼ初めて。 まずは結婚式のために場所をお借りできるのか、お問い合わせからのスタートでした。
何度もやり取りを重ねながら、会場にあるもの・ないもの、おふたりが用意できるもの、みんなで用意するものを一つずつ整理していきました。 少しずつ、思い描いていた景色が形になっていきます。
お問い合わせから当日まで、親身になって、そして一緒に楽しみながら結婚式を作り上げてくださった拓真館、SSAWの皆さま。 その優しさは結婚式の前日にも、ふたりの心を温めてくれました。
ふたりが想いを込めて用意した大切なアイテムを飾り付けたり、テーブルセッティングをしたりしながら、ふたりもスタッフも、みんなで会場づくりを進める時間。 「いよいよ明日なんだ」という実感が湧くと同時に「このチームで明日を迎えられる心強さ」を感じたと、結婚式後に絵美さんが教えてくれました。
北海道という景色を届けたい、そんな気持ちで迎えた当日。
初夏を感じる緑が美しいガーデンで迎える挙式。 風が木々を揺らし、広い空がどこまでも続く拓真館には、北海道らしい穏やかな時間が流れていました。
「これからもこの土地で生きていく。季節の移ろいを感じながら、写真を撮り続けて生きていく。」 ふたりらしい誓いの言葉が、ゲストへ届けられました。
挙式のあとは、SSAWによるコース料理のおもてなし。 美瑛の風景を映したスープや、この日のためにお祝いとして譲り受けた羊を使った一皿など、季節と土地を味わう料理。 生産者さんや食材を紹介するシェフのお話とともに、ゲストのもとへ届けられます。
もうひとつ、この結婚式を彩るのは、写真の数々。
世界に知られる日本の風景写真の第一人者・前田真三氏が創設したフォトギャラリー《拓真館》ならではの、美瑛の四季折々の風景写真。
そしてこの日だけの展示となる、絵美さんと義英さんが心動かされた瞬間を残した写真たち。
同じ景色でも、それぞれの視点で映した風景には、絵美さんと義英さんらしい個性がにじみ出ます。
「どっちが撮った写真でしょう?」のクイズでは、笑いがこぼれ、あちこちから楽しげな声が聞こえてきます。
まさに、ふたりが思い描いていた「写真を通してふたりのことを知ってもらう時間」が流れていました。
結びには、ゲスト全員で丘の上へ。 目の前に広がる美瑛の景色を眺めながら、思い思いにカメラを構える人、ただ景色に想いを馳せる人。
この日この場所だから見ることのできた景色を、心に焼き付けるひととき。 絵美さんと義英さんはその喜びを静かにかみしめていました。
Let’s take a picture until we drop! ~たおれるまで写真を撮ろう~
そんなコンセプトから始まったこの日、それぞれの心に残った景色は、きっとこれからもふたりと大切な人たちをやさしくつないでくれるはずです。
「久しぶりに、何かを成し遂げたと思えた結婚式でした。」
そう振り返ってくださったおふたり。 ひとつとして妥協せずに準備を重ね、大切な人たちへ、自分たちらしい景色や時間を届けられたこと。 そして自分たちの人生において特別な人たちと一緒に、写真を撮りながら目と心に焼き付けた景色は、おふたりにとって何より嬉しい宝物になったそうです。
私たちもまた、おふたりや拓真館、SSAWの皆さまと一緒に、この日だからこそ生まれた景色を創ることができ、心から感謝しています。
絵美さん、義英さん。 おふたりのおかげで、私たちにとっても「帰ってきたい」と感じる大切な場所が、北海道にまたひとつ増えました。 これからも、おふたりらしい景色をたくさんカメラに収めながら、季節の移ろいを楽しむ毎日を歩んでいってくださいね。
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