Coco style WEDDING(ココスタイルウエディング)

JOURNAL / 2026.08.13
しないをする覚悟と勇気|GOOD WEDDING AWARD 2026に挑戦して、見えたもの

プランナー・柴田美樹が、GOOD WEDDING AWARD2026で
『クリエイティブ賞』を受賞

ウエディングプランナーが一年間で手がけた結婚式の中から、新郎新婦の想いや背景を深く汲み取り、理想を超える式を創り上げたプランニングを表彰する全国コンテスト『GOOD WEDDING AWARD 2026』にて、ファイナリストに選出された柴田。

月4日に東京都で行われた、ファイナリスト8名による最終選考会では、『クリエイティブ賞』を受賞しました。
プレスリリースの記事はこちら

おふた独自の想いやテーマを、これまでにない高い創造性と独創的な発想で形にしたプランニングに対して贈られる『クリエイティブ賞』

これは、当たり前だと思っていたものを一度立ち止まって見つめ直し、「結婚式を通してふたりが自分を信じる力」を引き出したプランニングが、『クリエイティビティ』として評価されたのだと、私たちは受け取っています。

今回受賞したプランニングのテーマは、
『感動は、作らない。ふたりを信じて決めた3つの「しない」』。

会場にいた人々が思わず涙したほど、多くの人の心が動かされた、感動の10分間。

大きな舞台で、まっすぐ、力強く語られたプランニングへの想いには、柴田の覚悟と自信が滲んでいたように感じました。

結婚式やお客様、そして自分自身の生き方について、本気で向き合ってきた柴田だからこそ語ることができた言葉。

応援席で見守っていた私たちも、
「自分は仕事を通して、何を叶えたいのか」「どんな人生を歩みたいのか」と、自分自身に問いを向けずにはいられないほど、心がグッと熱くなる時間でした。

そして、このプランニングの本質を見つめていくと、Coco style WEDDINGが創業当時から大切にしてきた一つの軸にたどり着きます。

時に迷いながらも、おふたりや結婚式に向き合い続けて見つけた『柴田の“プランナーとしての信念”が、15年前に生まれたCoco style WEDDINGの原点とつながっていた』。

そう気づいたとき、アワードへの挑戦と受賞が、より一層嬉しく感じられました。

“葛藤の柴田”が語ったプランナーとしての信念

「良いウエディングプランナーとは?」と聞かれたら、みなさんは何を思い浮かべますか?

ふたりの想いに添った「演出の提案力」がある人
行う演出に「特別な意味」を見出せる人
感動をつくることが上手な人

きっと答えはさまざまで、正解もありません。
もし私がお客様の立場なら、そんなプランナーさんをプロとして信頼し、安心して自分の結婚式を委ねられるだろうなとも思います。

その一方で、ちょっぴりリスクもあるのではないかと、私たちは考えています。

プランナーがすべての演出や意味を作り込みすぎることで、本来おふたりの中にある“本音や可能性”が見えなくなってしまう側面もあると思うのです。

「ふたりの気持ちを勝手に越えない。」
そう心に決めて柴田が選んだ、あえて仕掛けをしないプランニング。

“仕掛けない”というのは、何もしないことではありません。

おふたりがどんな人生を辿ってきたのか。
どんな価値観を育み、何を大切にしてきたのか。
その人らしさは、どんな部分に滲んでいるのか。

そこまで深く理解したうえで、おふたりが「自分で考えて決断する」という経験を積み重ねていけるように伴走する。

結婚式後も自信をもって人生を歩んでいけるように、おふたりの対話を設計し、結婚式当日の感情曲線を丁寧に描く。

そのうえで、必要以上に手を加えない。

これには、プランナーが「ふたりを最後まで信じ抜く」覚悟が必要です。

ウエディングプランナーは、意図的に感動をつくることができます。

ですが、プランナーが手を加えずに信じて待つことで、ふたりの中から自然と湧き出た言葉や反応によって、思いもよらぬ感動が生まれる瞬間もあるのです。

誰かが用意した感動的な瞬間ではなく、おふたりだからこそ生まれる瞬間を信じて待つ。

そのために、ゲストやおふたりが安心して感情を出せる空気や環境を整える。

こうしたプランニングの根底には、Coco style WEDDINGが約15年前から大切にしてきた『感情曲線を描く』という軸があります。

Coco style WEDDINGがつくる結婚式の原点

『GOOD WEDDING AWARD 2011』で準グランプリを受賞した当時、荒井は以下の想いを語っていました。(当時のレポート記事はこちら

おふたりの人生・家族・価値観まで、徹底的に「聴く」。

結婚式の2〜3時間だけをプランニングするのではなく、お二人の夫婦としての人生、一生分のプランニングをする。

私はプランナーとして、この想いを一貫して大切にしています。

『その日1日限りの思い出ではなく、その先も続く人生の糧になる一日をカタチにする』

柴田の挑戦を通して、私たちはCoco style WEDDINGの原点を見つめなおすことができました。

昔も、今も、これからも。
この想いは、ずっと大切に育てていきたいと思える出来事でした。

15年前と今では、結婚式を取り巻く環境も大きく変化しました。

結婚式のスタイルは多種多様になり、素敵な結婚式や流行りの演出は、SNSを通して簡単に見つけられるようになりました。

「こんな結婚式がしたい」と思えるものに出会いやすくなった方で、おふたりにとって本当に必要なことは何かを考えることは、以前よりも難しくなっているように感じます。

今回のGOOD WEDDING AWARDを通して、柴田の挑戦にチーム全員で向き合ったことで、私たち自身も「結婚式とは何か」そして「ウエディングプランナーとしてどうあるべきか」を、改めて見つめることができました。

世の中で良いとされている結婚式を、そのまま当てはめるのではなく、おふたりにとっての心地よさや大切にしたいことを、一緒に見つけていく。たくさんの選択肢から、本当に必要なものを見極める。

これからの時代は、そんなプランナーが、より必要とされていくのではないかと思うのです。

変わらないものと、変わっていくもの

結婚式や家族のカタチ、幸せの価値観。
これらは時代とともに変化し、今よりもさらに多様になっていくのではないかと想像しています。

だからこそ、私たちウエディングプランナーは「結婚式の本質的な価値は何か」を問い続けることが大切です。

新しいものを取り入れること。時には、これまでのやり方を意思をもって手放してみることも必要かもしれません。

同じ答えを繰り返すのではなく、カップルさんと共に向き合い、その時々の最適解を見つけていく。

この最高にクリエイティブな結婚式という仕事が、私たちは大好きです。

これからもCoco style WEDDINGは、15年前から大切にしてきた“想いと本質”はそのままに、時代の価値観とも向き合いながら、進化を続けてまいります。

今までと変わらずに、一組一組のカップルさんを本気で想い、「人生のお守りになるような結婚式」を届けていきたいと思っています。

時に暑苦しく、諦めが悪い私たちですが、向き合う過程も一緒に楽しんでいきましょうね^^

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